アレス [ギリシャ神話の世界]

アレス
Ares

神格、別称
軍神
ローマ名:マルス
英名:マーズ
系譜
父・ゼウス
母・ヘラ
アレスはゼウスと正妻のヘラの子であり、オリンポス12神の一人でもあります。また、複数の性質を持つ事が多いオリンポスの神の中では珍しく「軍神」としての性質しか持ちません。
また、オリンポス12神の中にはアテナという戦いを司る神がもう一人いますが、アレスはアテナより戦いにおいても劣っているというポジションであり、思慮深いアテナとは異なり、残虐性や暴力性が強く、恐怖や混乱を好む傾向があるとされています。

乱暴者で神や人々から人気がなかったとされるアレスですが、アレスは美形の多いオリンポス12神の中でもアポロンに次ぐ容姿の持ち主であったとされ、端正な顔立ちと逞しい体つきから好意を寄せる女性は多かったようで、多くの女性と関係を持っていたようです。
中でも美と愛の女神であるアフロディーテとの不倫のエピソードは広く知られています。

尚、アレスと同一神とされるローマ神話のマルスはアレスと違って人望が厚く、グラディウス(進軍する者)という称号を持ったローマ神話の神の中でもトップクラスの人気を誇る神として描かれています。また、農業牧畜の神としての側面も持っている事からマルスを祀る祭事は農業の開始と収穫の時期である3月と10月に行われ、英語で3月を意味する「March」はマルスの名前に由来していると言われています。